老けてるけどかっこいいのがいい

よくTwitterに書き殴っているけど、美しく歳を重ねるということの意味について考える(定期的に)。ちなみに外見の話。

30代の頃、加齢に抗いたくないよね〜とか思っていたし豪語もしていた。よく憶えている。その割に、加齢が何かということについての解像度は非常に荒かったと言わざるを得ない。その立場に立ってみないとわからないことが山ほどある。これは何に対しても言えることですが。

すごく不思議なんだけど、ある程度加齢していくと「加齢に抗う」という言葉の意味が変容する。昔は「時の流れに抵抗すること全般」と思っていたはずだが、ふと気づくと「加齢のスピードをゆるめたり、現状維持をすることは抗うことには入らない」という意識になっている。ほうれい線が目立ったり、シミやシワが目立ったり、肌がたるんでくると、なんとなく、少し手を入れたくもなっていく。でも、年相応の美しさを目指したいとは思ってますので、みたいな。

普通に抗ってません?って話なんだけども。

老けてるけどかっこいい、ってのがいいんだけど、そうなるために具体的には何をしたらいいのかがよくわからない。ただ単純に色々やってみたいという好奇心もありますし、まぁそこまで自分の顔も好きじゃないですし別にどうなっても?みたいな謎のいじけモードに入ったりする。どこに向かいたいんだよお前は。

外見の理想的な加齢のしかたについて考えるとき、最終的にはよくジョージア・オキーフの画像を検索します。そして、こんな風貌になれたらいいなぁなんて、夢みたいなことを考えてぼんやりする。結局精神性が映し出された素敵な顔が好きってだけの話だし、学生のときから考えることが何一つ変わってなくて自分に呆れる。

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